動画のクオリティを編集によって上げようとすると、とても大変です。
僕のところくる編集依頼の中にも、構図がひどすぎてはなしにならないものがたまにあります。でもそこは、ちょっとしたポイントを押さえるだけなので、ぜひこの機会に意識するようにしてみてください。
自分で編集する場合でも、簡単なカット編集とBGM挿入ぐらいに抑えれるように、撮影段階で気を配りましょう。
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ダメダメな構図の例
まずは構図的にアウトな例を紹介します。
下の画像を見てください。
素人のインタビュー動画とかでよく見る構図です。残念なポイントは次の4つ。
- 1・ど真ん中
- 2・カメラ目線
- 3・真後ろが壁
- 4・空間が空きすぎ
これをちょっと意識するとこうなります。↓
背景はだいぶ残念ですが、まぁこんな感じ。
気をつけたポイントは
- 真ん中よりちょっとずらす
- カメラ目線にさせない
- 空間を開けすぎない
この3つだけ。
これにさらに、背景(人物の後ろ)が抜けのあるおしゃれなとこ、きれいなところで撮れるとさらにgood!
続けて何人か出てもらうときは、カメラを左から、右から・・・といった具合で同じアングルが続かないようにしましょう。
もちろん、ど真ん中真正面カメラ目線が必ずしもダメなわけではなく、メッセージ性の強い一言など、意味を持たせてとるときはいいと思います。
高クオリティ動画をつくるときの動画素材の例
どういう動画をつくるかにもよるので一概には言えませんが、動画の素材の種類としてこういうのを意識するといいよってのをいくつかピックアップしてみました。参考にどうぞ。
【場所】
駅の表札、外観と内装、人がいるかいないかなど
【時間】
時計、カレンダー、太陽、ひぐらしの鳴き声、あさがお・・・など
【季節】
桜、海、雪など季節ものや、服装、イベントなど。
俳句の季語のものを意識してみるのも面白い。
【人物】
全身、手元、集団、個人、全身、手元、足元、動作・・・など。
最後に
素人動画によくあるのは、
【「人物ばっかり」を「画面のど真ん中」で映している】というもの。
- 同じアングルが続かないようにする
- 同じ動きが続かないようにする
- 背景を気にする
- 風景や手元のカットも挟み込む
ここら辺を意識するだけで、動画のクオリティはぐっと上がります。
あとは、色んな映画を見て常に自分のセンスを常に磨いていきましょう。