スマホで動画の撮影をするときのコツ

いつでもどこでもすぐに撮影できるスマホはとても便利。画質だけならビデオカメラと比べてもそんなに変わりません。

僕も撮影の仕事でカメラのほうにトラブルがあった場合や、急きょもう一つアングルがほしくなった場合などスマホで代用することもあります。

 

では、スマホ撮影で気をつけるべき点は何でしょうか?

今回はよりクオリティの高い撮影をするためのポイントをまとめます。

 

スマホでの動画撮影の欠点とその対処

まずは、スマホにおいての動画撮影での欠点を知りましょう。そこを補う、または避けることでクオリティの高い動画が作れます。

・ブレ

大きな欠点は「ブレ」です。スマホはとても軽いので、手ぶれがダイレクトに反映されます。これは基本的には三脚を使うことで解消しましょう。

実は手ぶれ以外にももう一つぶれる要素があります。オートフォーカスによるものです。

ピントを自動で合わせてくれるのですが、撮影しながら動かすと、いちいちピント調整が入り編に画面がゆがみます。なので、スマホでの撮影においては基本的に固定するようにしましょう。

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・音声

スマホは画質はいいですが、音・音声はカスです。(笑)

編集のときにBGMでごまかすか、対談やインタビューなどの動画の場合は外部マイクを接続しましょう。

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・表現性

スマホにズーム機能はついていますが、デジタルズームのため、ズームすればするほど画質は荒くなります。他にも、レンズの種類が少ないので、表現性でいうとやっぱり専用カメラに劣ります。

とはいっても、スマホ用のアクセサリにも、カメラのレンズがいくつも出てきていますので十分です。

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・感度

デジタル一眼レフでは、ISO感度やホワイトバランスなどを調整することができるのですます。スマホの場合も機種によってはできなくもないですが、やっぱりそこまで高性能じゃない。

これは何が問題かっていうと、簡単にいうと「光りの取り込み量が少ない」ので、暗い場所の撮影はどうしても画像が荒くなってしまいます。

基本的に明るい場所で撮影するようにしてください。

照明でカバーすることもできなくはないですが、照明を持ってる人かつ使いこなせる人はカメラを持っている人より少ないかと。(笑)

ゆうて室内でも電気をつければさほど問題ありませんし、夜の野外などで撮影することはあまりないでしょう。

 

ホラームービーなど、暗いところでの撮影の場合は逆に雰囲気がててOKなことも。

 

・長時間撮影は無理

はい。これは無理です。セミナー動画や、子供の発表会など長時間映像はさすがにスマホでは無理です。

保存容量や、バッテリーの問題がありますので。

 

カメラを回しっぱなしで撮影しないといけない場合は、おとなしくビデオカメラや一眼レフを購入してください。

 

スマホでのクオリティの高い動画をとるときのポイント

・設定方法

設定といっても、いじれるところが少ないのでそんなに難しくありません。

  • ホワイトバランス
  • 解像度(画面サイズ)

ぐらいです。

ホワイトバランスは基本自動で大丈夫です。いじってみると、全体の色が変わりますので、お好きなものを選んでみるのもありカモ。設定の基本としては「自分の目で見えている色、明るさ近づける」。

解像度は画質と思ってもらって大丈夫です。もちろん数値が大きければ大きいほど画質はよくなります。

がしかし!その分ファイルサイズも大きくなるので要注意!おすすめは「1920×1080」。「1280×720」でも全然OKです。

 

・準備

スマホだけではなく、一眼レフやビデオカメラの撮影の場合でも準備はめちゃくちゃ大切です。

構図まで練れれば最高ですが、「こういった場面がほしい」くらいはある程度考えておきましょう!

 

例えばパーティーの様子なら

  • 主催者
  • 会場の様子
  • ステージ
  • お客さん:全体と盛り上がってるところ
  • 料理
  • バーテンダー

みたいな感じで。

 

なんかいい瞬間ないかなぁっていう撮影が一番難しいし、編集も大変です。

 

「準備する時間なんかないときは?例えば街中で事件があった時とか。」って場合は、そもそも一眼レフを持ち歩いていることもないでしょうから、頑張ってスマホで撮ってください(笑)

いつでも気軽に取れるのがスマホの最大のメリット。

 

・動かしかた

三脚で固定するのが基本ですが、子供の動きを追うときなど、どうしても動かさないといけない場合もあると思います。

そんなときは、腕だけで動かすのではなく、両手で持って脇をしめて腕を固定し、体全体を使って大きく動くようにしてください。

これだけでだいぶブレが軽減されます。

 

まとめ

こうやって書くと、だいぶ撮影できるところが限定されてそうですが、実際暗いところの撮影や、動きのある撮影っていうのはそんなに機会もないと思います。

それに、構図と、何をとるのか?何に使うのかというところのほうが大切です。

 

今はやりのユーチューバーは、「企画自体が面白いこと」が大切であって、画質はそれほど大切じゃありませんし、お子さんの成長記録など、家庭用の場合もスマホの画質で十分です。

 

映画などの芸術作品になるような場合を除いて、ほとんどの場合はスマホでもまかなえてしまいます。

 

では最後にスマホでとるときのコツを一言でいって終わります。

「明るいところで固定して撮る」

以上!

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